尾崎豊さんの実の息子で、シンガーソングライターとして活動している尾崎裕哉さん!
そんな裕哉さんですが「尾崎豊と似てない」と話題になっています。
果たして本当に似てないのでしょうか?
今回は尾崎親子の比較をしていきながら、裕哉さんの魅力について独自にピックアップしてきたいと思います!
尾崎裕哉は父と似てない!尾崎豊と比較
ネット上で尾崎裕哉さんが父の尾崎豊さんと似てないと話題になっています。
実の父が尾崎豊さんということで、つい比較されてしまいがちな裕哉さん。
それでは早速、裕哉さんと父・豊さんを比較してみましょう。
顔・ルックス
ではまず尾崎裕哉さんと父・尾崎豊さんの顔を比較してみましょう。
画角・表情が比較的近い写真を並べてみました。
顔の系統が少し違っているように見えますね!
特に目元の違いが顕著で、裕哉さんは垂れ目、豊さんは釣り目寄りな印象があります。
そして輪郭も、裕哉さんは丸顔寄り、豊さんはシャープなあご周りに感じます。
こう見比べると、たしかに裕哉さんと豊さんの顔はあまり似てないといえるかもしれません。
また、裕哉さんは母の繁美さんに似ているという話もあります。
こちらは裕哉さんが幼少期のときの写真ですが、目元・輪郭ともに母の繁美さんと似ている印象がありますよね!
男の子はよく母親に似るという話もありますし、裕哉さんは母親似ということが言えるのではないでしょうか。
歌声・歌唱力
続いて、裕哉さんと豊さんの歌声・歌唱力を名曲「I LOVE YOU」で比較してみます。
- 尾崎裕也「I LOVE YOU」
- 尾崎豊「I LOVE YOU」
共にライブ版の生歌唱で比較をしてみました。
これは人によって意見が分かれるところでしょうか?
個人的には歌い方やテクニックはかなり似ているように感じますし、そもそもの声色が裕哉さんの方が少々優しめで軽いようにも聞こえます。
どちらもとても芯があり、本当に魅力的な歌声です!
話し方
最後に裕哉さんと豊さんのラジオ番組を並べて、普段の話す声を比べてみます。
- 尾崎裕也ラジオ「Night Time Dreamers」
- 尾崎豊ラジオ「SF Rock Station」
こう聞くと話し方は少し異なるものの、声質は少し似ているような印象です。
裕哉さんは明るめのトーン、豊さんは暗めのトーンで話しているような感じですね。
裕哉さんが豊さんに似ているか?
◎ルックス : 似てない(どちらかといえば母親似)
◎歌声 : 似てる寄り(聞き手によって異なる)
◎話し声 : 似てる
賛否あると思いますが、大まかにをまとめたらこのような形でしょうか。
ルックス面はあまり豊さんと似てないと言えそうですが、その他の面では案外似ている点がある印象ですね。
さすがは親子!
尾崎裕哉ならではの魅力3選
尾崎豊さんの息子ということもあり、何かと父と比較されてしまいがちな裕哉さん。
ここからは尾崎裕哉さんの個性と魅力にスポットを当てていきたいと思います!
「父の歌を継ぐ」息子としての活躍
まずはなにより「父・尾崎豊さんの息子」としての個性です。
これは唯一無二の存在であるとともに、大きなプレッシャーでもあったことでしょう。
しかし裕哉さんはその重圧を苦とせず、むしろ父・豊さんに憧れ小学生時代からボストンで本格的な歌唱トレーニングに励んでいきました。
裕哉さんの歌い方が父・豊さんに似ている理由がよくわかりますよね!
そして、2023年4月5日に父・豊さんの「I LOVE YOU」のカバー楽曲のリリースが決定した際に、裕哉さんはこのように語っています。
尾崎豊は26歳のままで止まっているので、その後の「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」……
引用元:音楽ナタリー 2023年4月12日
その他のレパートリーは僕だけが歌い継いでいけるものですからね。
父親が紡いだ世界観をいろんな形で広げていくことこそが、僕にとっての“歌い継いでいくこと”なんだと思います。
そして、父の歌を歌う裕哉さんに対しても多方面から称賛の声があがっています。
本作のリリースについて、かつての尾崎豊のプロデューサーであり、現在は尾崎裕哉のスーパーバイザーを務める須藤晃は「息子の尾崎裕哉が代表曲をカバーすることになった。今までもライブや番組で歌うことはあったが、音源として作ることはなかった。僕は彼の歌う尾崎豊が好きだった。尾崎豊が僕らの前で歌うことはなくなったのだから、ずっと継承して歌い続けることを本人にも懇願してきた。ついに時が来たのか。彼は父親の代表曲をものの見事に自分の歌として完成させたと思う」とコメントを寄せた。
引用元:音楽ナタリー 2023年2月23日
デビュー当時から父の歌をたくさん歌ってきた裕哉さん。
2世としての重荷を跳ね返すほどに強い思いを掲げ、今や父の曲を歌うことで多くの感動を与えています。
「父・尾崎豊の歌を息子として現代へ歌い継いでいく」ことは、まさに裕哉さんにしかできない魅力といえるでしょう。
「父とは異なる魅力」を持つオリジナルソング
裕哉さんはシンガーソングライターなので、ご自身の楽曲も沢山配信しています!
これまでは息子として父の楽曲をカバーする場面が多かった裕哉さんですが、学生時代から洋楽バンドに興味をもつなど多岐にわたる「音楽への好奇心」を持ち合わせているんです。
裕哉の著書『二世』(新潮社)によれば、裕哉は中学時代にギターを始め、メタリカ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、グリーン・デイといった流行のバンド、高校時代には、エリック・クラプトンやB.B.キングといったロックやブルースを聴き、中でもジョン・メイヤーを好んでいたという。オフィシャルサイトのプロフィールにも、「尊敬する人」の一人にジョンの名を挙げている。(参考:HIROYA OZAKI HP “ABOUT ME”)
また、彼はこれまでにInter FMでラジオ番組のパーソナリティを務めた経験もあり、番組内では流行の洋楽や、自分の好きな曲を紹介するなどしていた。父親から受けた影響はあるものの、彼の音楽に対する好奇心旺盛さは、「尾崎豊の息子だから」という域を超えているのである。
引用元:Real Sound 2016.10.21
その影響もあってか、裕哉さんは父・豊さんの楽曲イメージと異なるオリジナルソングを多く手掛けています。
疾走感のある力強い素敵な楽曲ですね!
曲調は現代風ですが歌い方はどことなく豊さんの雰囲気が垣間見えて、ハイブリットな魅力にあふれています!
この楽曲は2023年4月時点で321万再生、コメントはなんと1000件を超えており称賛の声が多数寄せられています。
・1億再生ぐらい行っててもおかしくないんだけどな。 そのくらい神曲
・この曲をオリンピックの応援ソングにしてほしい。こんなに気分を乗せてくれる曲はないよ。
・尾崎豊の声でこの音楽性か…。 なんか新鮮で斬新な感じ。 なんにしても名曲すぎて泣けた(´;ω;`)ブワッ
・父親と同じ舞台に立てば比べられるのにそれを物ともせず父親の曲も歌い父親とは違うジャンルの素晴らしい歌を歌うところが最高にかっこいい
・ちょっとした歌い方の癖とか声とか尾崎の血が見え隠れするとやっぱり家族なんだなって、でも父親とは違う彼の思う事をどんどん曲にしていってくれたら嬉しい。控えめに言って神曲。
・七光りと言われていた時もあったが、ここまで来たらもう実力でしかない。 彼の音楽性と歌声は素晴らしいと思います!
引用元:尾崎裕哉「Glory Days」Official Music Video コメント欄より
コメント欄からも分かるように、まさに「裕哉さんならではの魅力」で多くの人を感動させていることが分かりますよね!
心の奥をグッとつくような素敵な曲です!
隠しきれない「尾崎裕也として」の個性
デビュー当時から父の楽曲を歌ってきたことから「親の七光り」や「2世」として見られ、個性を出しにくい位置にいたともいえる裕哉さん。
そんななか、「尾崎裕也としての個性」を今後伸ばしていく想いを最新のインタビューでつづっています。
僕の中には父親と同じ方向を目指す声と、尾崎裕哉としての声が存在しているんですけど、
引用元:音楽ナタリー 2023年4月12日
まあ普通に考えると、いずれは尾崎裕哉の声にしかならないわけですよ。
だったら父親を目指し、そこからの影響がまだ残っている今の声を残しておくべきなんじゃないかなと思ったんです。
父・豊さんのリスペクトの思いが現在がピークであり、以降は「尾崎裕也」として個性を伸ばしていく宣言のようにも感じますよね。
そして、世間ではやはり一部で「尾崎豊と歌声が似ていない」という意見も寄せられています。
しかしこの内容をよく見ると決して批判的ではなく、多くが肯定的に捉えているようです。
このような意見をみると「父に似てない」=「裕哉さんの個性があふれ出ている」と言い換えることができそうですね。
‶良い意味で似てない″ということですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
テレビ歌唱で、父・豊さんに歌い方を寄せていることから一部から「父と似てない」という声が挙がっていた裕哉さん。
しかしもうそれはネガティブな意見でなく、裕哉さんのあふれ出る個性と魅力が光っている証といえるでしょう。
今後、尾崎裕哉さんならではの音楽がより沢山聴けることが楽しみでなりません!
期待で胸が膨らみますね!
コメント