天然や特徴的な訛りなどからバラエティ番組などでひっぱりだこのアイドル、王林さん!
そんな勢いのある王林さんですが「キャラ作りが凄い」とネットで話題になっています。
果たしてなぜそう言われているのか、本当に計算なのでしょうか?
今回の記事ではその点について独自に追っていきたいと思います!
王林がキャラ作りと呼ばれる理由3選
ネットで王林さんのキャラ作りが凄いという声が多数挙がっています。
まずはどんな声が挙がっているのか、なぜそう言われてしまっているのかを大きく3つに分けてご紹介していきます。
訛りが大げさすぎる
王林さんといえば、やはりまず最初に思い浮かべるのは訛りですよね!
その訛りがあまりにも個性が強すぎるがゆえに、一部で否定的な意見があるようです。
なるほど、訛りに関して「わざとらしい」「嘘っぽい」「誇張しすぎ」という意見が挙がっていますね。
王林さんは青森県弘前出身のいわゆる津軽弁で、特徴のある言い回しで話すのが印象的です。
はっきり言葉を強調して話す感じに加え、うねうねと斜めにあがるような独特なイントネーションが加わるため、非常に耳に残りやすい話し方といえます。
かなりクセが強く聞こえるので、人によっては必要以上に大げさに訛らせていると思わせてしまうのでしょう。
かなり特徴ありますもんね!
天然ぶっている、嘘っぽい
続いて挙がっていたのがこの意見!
王林さんのどこか抜けたような言動に対して「あざとい」「いけすかない」と捉えられているようです。
具体的には、2019年に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で王林さんが出演した際、あの明石家さんまさんが感服するレベルの天然ぷりが話題となりました。
- 主語述語を「主語じゅちゅご」と間違える
- 「私たちにとって難しいと言われている映画を観た」と前置きしながらその映画が『君の名は。』と判明し、さんまから「簡単や!」とツッコミを受ける
- 映画を見ていた時に知らないおじさんのポップコーンを平然と食べる
- それに対し「やっぱり映画にはポップコーンがつきものですから」と正当性を主張
- バイきんぐ小峠英二から「盗み食いだろ?」と追及されるも「違います」とキッパリ
- どうして食べたのか聞かれると「そこにあったからです」と名言風に回答
- さんまが「青森はどうなってんの?そんなんざらなの?」と質問すると、ファッションブランドと勘違いし「ZARAはないです青森には」と答える (参考:エンタメRBB 2019.12.25)
このようにバラエティなどで王林さんが出演する際には、ふとした発言や行動に周りが不意を突かれて笑いが起こるという流れが多いように感じます。
回答内容も芸人さんが一目置くレベルのものですし、よく見たら漢字も間違えていますね…!
一見かわいらしいですが、見方によっては抜けすぎているようにも思います。
このようなところに対して、人によっては「嘘っぽさ」や「計算高さ」を感じてしまうのかもしれません。
ギャップが激しい
最後に王林さんのギャップについても多くの声が挙がっています。
特に歌を披露した際に多くの人にそう思われているようです…!
王林さんと言えばおっとりのんびりした印象が強いですが、本業がアイドルということもあり、実はとても高い歌唱力を持ち合わせています。
その歌声がこちら。
普段の印象とかなり違いますよね!
とても芯のある力強い歌声で、いつもの王林さんとはまるで別人のよう。
「不信感」という意見も挙がっていましたが、確かに大きすぎるギャップを感じると計算でキャラを演じ分けているのではないか思われてしまうのでしょう。
まさかのハスキーな歌声…!
王林はキャラ作りをしているのか?
ここまで世間の「キャラ作り疑惑」の声をピックアップしていきましたが、果たして王林さんは本当にキャラを作っているのでしょうか?
結論から言うと、無理のあるキャラ作りはしていないように感じます!
その理由を述べていきます。
東北訛りについて
まず王林さんの訛りについてですが、これは誇張されているのでしょうか?
王林さんは青森の弘前出身ですが、同じ弘前出身のアナウンサーと津軽弁で対話している動画がありました。
2人ともほぼ同じような訛りの印象がありますね!
地方アナウンサーの方はわざわざキャラ作りをする必要がないので、2人の話し方が似ているということは王林さんが訛りを作ったり誇張している訳ではないことが分かります。
そして王林さんは過去にインタビューで訛りについて聞かれた際、このように答えています。
――たしかに、王林さんの津軽弁はかなりインパクトが大きいです。
王林 方言って本当にすばらしくて、伝統あるものだと思うんです。関西弁はいいのに、なんで青森のなまりは恥ずかしいっていう風潮があるのかなと思っていて。「女優とかやりたくないの?」って聞かれることもありますけど、私はなまりを消すぐらいならやりたくないんです(笑)。
引用元:ORICON NEWS 2022.3.4
王林さんは自身の訛りもとい方言を誇りに思っていることが伝わってきますね。
さらに標準語にすることも考えていないようですので、津軽弁(訛り)を今もこれからもずっと貫いていくという強い思いも感じます。
訛りは素で出ているんですね!
天然キャラについて
続いて王林さんの天然キャラについて。
上記で紹介したとおり、ふとした言動で笑いを取ることの多い王林さん。
しかし、当の王林さんは天然キャラと思われること対して悩みを抱えていること明かしています。
津軽弁を使ったトークと天然さが人気を呼び、バラエティーに引っ張りだこの王林。
しかし、悩みもあるそうで「東京のテレビに出ると、おバカキャラだけで切り取られて、ただ笑われるだけ」と吐露。「私はグループだとリーダーなんですよね。でも、東京だと『また言ってるよ』みたいな感じで私の話が終わるんです。それが腑に落ちなくて…」と、求めている方向ではない扱いに不満を持っているそう。
お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ(53)は、どんな形であれ笑いを取れることに「それができなくて、みんな悩んでたりする。その喜びはないんだ?」と投げかけると、王林は「ないです」と即答。「こっち(東京)に来て、最初に悩んだのが『なんで笑われてるんだろう』って。そこを突き抜けて言いたいことが私にはあって。
(中略)ちゃんと、青森の良さを伝えたいって思ってるんです。でも、その手前で笑いみたいなのが起きちゃって伝わりづらいんです。
引用元:スポニチAnnex2021.4.27
まさかの意見!
王林さんは郷土愛が強く、ご当地アイドルとして「青森の魅力」を全国に知ってもらいたいというポリシーを持っていたんですね。
つまりは王林さん自身も意図しない場面で笑いを引き起こしており、しかも本人はその意図しないタイミングで笑われることが不満であるため、天然発言はキャラではなく素で出てしまっているといえそうです。
天然も計算ではなさそう…
ギャップについて
最後にギャップについてです。
これも結論から言うと、テレビにて披露するキャラ頻度の差がギャップを思わせるのではないでしょうか。
王林さんはバラエティでの出演が多いためタレントの印象が強くなりがちですが、本業はアイドルなので歌やダンスに関してはプロそのもの。
普段はほんわかしたバラエティ路線ですが、歌などの仕事のときは本業のアイドルスイッチを入れる…
王林さんはバラエティとその他とでスイッチを切り替えているように感じました。
出演する場面によって自身のスイッチを切り替えているという意味合いでは、多少の「キャラ作り」を意図的にしているといえそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
方言 : キャラではない
一般的な津軽弁とほぼ同じ、特段誇張はされていない
天然 : キャラではない
意図しない所で笑いが起きていることに本人も悩んでいた
ギャップ : キャラ
厳密にはアイドルモードとバラエティモードの演じ分け
結論としてはほとんどの言動が素のままで、アイドルとタレントの2足のわらじで活躍するうえでの演じ分けは最低限行っているのではないかと感じました。
王林さんはこの春「ラストマン―全盲の捜査官―」(TBS1)でドラマ初出演、女優業に初挑戦することが決まっています。
過去に方言に関して「標準語に戻す気はない」「訛りを消すなら女優になりたくない」と発言していた王林さん。
この発言が本当であれば「津軽弁」のまま出演することになるはずですが、果たしてどうなるのでしょうか…!
今後も目が離せませんね!
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